FXの税金

FXの税金について理解する

よくFXでの所得申告漏れが報道されますが、FXで年間20万円を超える利益が出た場合、雑所得として申告し、税金を収めなければなりません。その際、いくつか知っておくべきルールがありますので、ここで紹介しておきます。

雑所得の合算について

まずFXは雑所得となるわけですが、この雑所得は、同じ種類のものであれば合算することができます。例えば、FXを何社かで取引していた場合、A社での年間損益は+30万円、B社での年間損益は−10万円という場合、雑所得は+20万円となり、納税の必要はありません。

しかし、違う種類の場合は合算ができません。例えば、同じ年に副業で100万円の収益で、FXで100万円の損失を出したとしても、これは相殺されず、副業の100万円に関しては税金がかかります。そして、FXで難しいのが、決済前の損益についてです。

課税タイミングの注意点

例えば、12月末時点でまだ決済をしていない損益の計上などです。この時点で50万円の含み益があった場合、どうなるのでしょう。実はこれはFX業者によって異なります。基本的には、スワップ金利だけ課税対象になる、スワップ金利はもちろん為替差益も課税対象になる、スワップ金利も為替差益も課税対象にならない、の3つに分けられます。

自分の使っている業者がどのタイプを採用しているのか、よく確認してください。ただし、最近はFXで得た利益に関する脱税事件が実に多く、税務署も目を光らせており、業者が上述の3番目に挙げたような、「スワップ金利も為替差益も確定させていない」と言っていたとしても、税務署が「それは確定利益だ」と言えば、確定利益になってしまいます。まだ整備が整っていないため、こうしたトラブルはしばらく続くかもしれません。